- 採用に困っている
- ホームページって関係あるの?
- 地方で採用を強化するには?
こんにちは、タケルです。岩手県花巻市でホームページ制作のフリーランスをしています。
本記事は、
求人は出しているけど、応募がなくて困っている
という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「Webを採用に活用することのメリットと、具体的な手順」がイメージできるようになります。
人口が減っている地方では、Webを使って効率的に採用を強化する必要があります。
「このブログのおかげで採用がうまくいってる」という方が増えてほしいな、という願いで記事を書いています。
それでは、さっそく見ていきましょう。
地方で採用を強化する方法
結論は「ホームページを作ること」です。
スマホ対策が必須です
前提として、今では誰でもスマホを持っています。
仕事探しも、当たり前にスマホでやっているはずです。
- スマホで求人情報をチェック
- SNSで気になる会社・経営者を見つける
- どんな会社かホームページを確認
だいたい上記のイメージです。
もしスマホで求人情報が見つからければ、そもそも選択肢にもなりません。
今後は、「スマホを通したコミュニケーション」が必須です。
結論:Webで情報発信をしよう
というわけで、採用を強化したいなら、「スマホで見つけてもらう」ための対策をしましょう。
特に、若くて将来性のある人材を採用したいならWebは重要です。
若い人ほどスマホ中心の生活を送っているからです。
今の「Web上での存在感」をチェックする方法
ちなみに、ご自身の求人情報をWebで見つけることはできますか?
チェック方法は下記です。
スマホで「地域名 + 業種 + 求人」で検索する
例えば、「盛岡 自動車整備士 求人」のイメージです。
もし簡単に見からなければ要注意です。
なぜなら転職希望者は、基本的に検索結果の上位から見ていくからです。
つまり、検索上位に応募が集中している一方で、みなさんの求人方法はそもそも見てもらえていないかもしれません。
スマホで採用する仕組みが作れていないと、かなりマズイです。
慣れてしまえば簡単です
よく「Webは難しいから対応できない」という人がいますが、慣れるので大丈夫です。
基本的に、Webで検索すればいくらでも情報は見つかります。
- Webで始め方を調べる
- とりあえずやってみる
- 分からないことは、Webで検索
- 他の人たちを参考に改善してみる
- 気づいたら慣れて上達している
ざっくり上記のイメージです。
たしかに、新しいことにチャレンジするのはシンドイです。でも、それも最初だけです。
そのうち慣れるので、さっさと行動してしまうのがオススメです。
Webで採用を強化する3ステップ
ここからは、「どうやって採用を強化するか」という点を書いていきます。
具体的には、次の通りです。
- Indeedに登録する
- ホームページで魅力を伝える
- SNSで知ってもらう
それぞれ詳しく見ていきます。
①Indeedに登録する
まずは、求人情報をIndeedに登録しましょう。
まず、求人サイトへの登録は必須です。
転職希望者は「盛岡 自動車整備士 求人」のように、「地域 + 業種 + 求人」と検索して仕事を探すのが一般的です。
実際にやってみると、検索結果は求人サイトが独占しています。これは、「いろいろな求人内容を見比べたい」というユーザーの希望に応えるためです。
つまり、求人サイトに登録していないと、そもそも募集情報を見つけてもらえません。
次に、なぜIndeedかというと、日本最大級の求人数があるからです。
求人数が多い=転職希望者の閲覧も多い、です。
Indeedのすごいところは、Web上のあらゆる求人を検索できることです。
求人サイトは他にもたくさんありますが、それらの求人情報もIndeedから探せます。
採用におけるGoogleのような検索サービスのイメージです。
転職希望者からすると、わりとIndeedで完結することも多いと思います。
というわけで、まずはIndeedに登録することから始めるのがオススメです。
なお、Indeedの具体的な登録方法はこちらの記事で詳しく解説されています。
よくある質問:Indeedの有料広告は使うべき?
「今すぐ採用しないと大変」というときは、アリだと思います。
まず、Indeedには「無料枠」と「有料枠」があります。
基本的に、求人情報の掲載は無料です。
「有料枠」を購入するメリットは、求人情報を目立つところに掲載してくれることです。
無料枠:掲載を続けて、いずれ見つけてもらう
有料枠:お金で時間を買って、今すぐ見つけてもらう
上記のような使い分けのイメージです。
なお、Indeedの有料枠についてはこちらの記事で詳しく解説されています。
②ホームページで魅力を伝える
求人サイトを見た人は、ほぼ確実に企業サイトをチェックします。
自分が働くところがどういう会社か、もちろん知りたいはずだからです。
ホームページで会社の魅力を伝えられれば、「応募したい」という気持ちの後押しになります。
ポイントは、入社後のことをイメージしてもらうことです。
労働条件はIndeedで掲載しているので、ホームページでは魅力についてアピールします。
具体的には、下記です。
- 具体的な業務内容
- 研修や教育制度
- 働く環境
- 福利厚生
- キャリアアップの支援
- 社員インタビュー
ざっくりですが、上記の通りです。
「Indeedで存在を知ってもらう(集客)→ホームページで魅力を伝える(接客)」という流れが作れると強いです。
転職希望者の行動イメージは、ざっくり次のとおりです。
- 求人サイトで募集を見る
- 条件は分かったが、「どんな会社か」「働く環境(福利厚生)」を知りたい
- ホームページをチェックする
- 条件と会社のどちらもよさそうなので応募する
上記のように、求職者の知りたいことをしっかりと伝えることが重要です。
入社して数ヶ月経ったメンバーに聞いてみた。その3
研修制度の紹介をしている会社は多いが、「育成方針」を明確にしている会社は意外と少ない。短期的スキルだけでなく、「自分がビジネスパーソンとして成長し、長く活躍できるか?」が知りたい。普遍的スキルも身に付けられるかは重視するポイント。
— いまにし / baigie inc. (@imnstkhs) September 30, 2021
なお、ホームページを持っていない・採用に向けて作り直したいという方は、まずは制作会社さんに相談してみてください。
具体的な制作会社の選び方は、ホームページ制作会社の探し方を解説しますで詳しく書いています。
よくある質問:採用サイトを作った方がいい?
制作コストを回収できそうなら、作った方がいいかもです。
採用サイトとは、企業サイトとは別で作成する、採用に特化したホームページのことです。
例えば、こちらのサイトですね。
採用サイトのメリットは、転職希望者だけに向けた情報発信ができることです。
通常の企業サイトは、お客様や取引先などたくさんの人が見ることが想定されています。
そのため、採用に特化したサイトよりはアピールが弱くなります。
とはいえ、もうひとつホームページを作るわけなので、お金と労力がかかります。
まずは企業サイトを運営してみて、さらに強化したい場合は採用サイトを検討するのがオススメです。
③SNSで活動を知ってもらう
応募を増やすためには、Indeed以外にも求人情報を掲載したほうがいいです。
そこでオススメなのがSNSです。
SNSで活動を発信していると、会社の存在を知ってくれる人が増えます。
SNSきっかけで求人情報を知り、応募してくる人も出てくるはずです。
しかも、フォロワーであれば、普段の投稿で会社の活動内容を知ってくれています。
「入社したけど、思ってたのと違う」というミスマッチの防止にもなります。
他にも、競合他社と比較されづらいというメリットもあります。
「この会社で働きたい」と思ってもらえたら、他社と競争しなくてすむからです。
というわけで、ぜひSNSに取り組んでみてください。
なお、SNSの始め方はSNSで集客を増やす方法とコツを解説します!で詳しく解説しています。
番外編:採用条件を見直すべきかも
番外編として、「そもそも採用条件の見直しから始めるべきかも」という話をしていきます。
まず辞める理由を潰す
採用の目的が「人員補充」なら、前任者が辞めているということです。
その人が辞めた理由を潰しておかないと、せっかく別な人を採用できても、また辞めてしまうかもしれません。
個人的な理由はどうしようもないですが、組織で解決できそうな問題は放置してはダメですね。
ちなみに離職率を下げる取り組みは、そのまま採用のときのアピールになります。
「ウチはこういう環境なので、従業員の満足度が高いです」と言えるからです。
まずは、辞める理由をなくしてしまいましょう。
転職するメリットを作る
どの会社さんも、できれば即戦力がほしいと思います。
即戦力になるということは、現在はライバル会社で活躍中の人になるはずです。
そういう人を獲得したいなら、「転職したほうがいい」と思わせる明確なメリットが必要です。
- 給料が高い
- 福利厚生が充実している
- 残業がない
- キャリアアップできる
- 理想が実現できる
- 今の会社より活躍できる
例えば上記です。
地方は働き手不足なので、優秀な人材は奪い合いになります。
いちばん魅力的な条件を提示するための努力が必要です。
まとめ
というわけで、以上です。
ここに書いてあることだけで、採用のためにWebを活用する方法がイメージできたと思います。
もし分からないことがあったら、お気軽にご連絡ください。
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